寒波 [飛騨高山NEWS]
飛び出しはいけないにゃん!! [下呂温泉郷]
日本三大名泉 ”下呂温泉” を支える脇役たち [下呂温泉郷]
下呂には、魅力とIdentityにあふれた商品が、源泉のごとく溢れている。
まずは、その名も”下呂牛乳”
昭和6年、下呂酪農協同組合として発足するが、地名としての馴染みを持たない余所者から、吐瀉物を想起され笑われる因業を背負ったブランドとなっている。
殺菌温度(75℃・15分殺菌)がここまで馬鹿でかく喧伝される瓶も珍しい。食の安全がとりだたさせる昨今では安全のアピールとして有用である。
平成10年、飛騨酪農農業協同組合(飛騨牛乳)へ合併・統合。しばらくは 「下呂高原牛乳」 銘の一合瓶が継続販売されていたが、平成12年頃に統合整理され、現在 “下呂” の冠される製品はリッターパックのみである。今となってはこの瓶は手に取ることができない。まぼろしの牛乳である。
つづいて”下呂の香り”
聞いたとたんちょっと、、、
となるが、中身は、生せんべいにあんこをはさんだ香り豊かなお菓子である。味の方は70点といったところか、、。
売店を物色しているとのどが渇いてきた。
と、冷蔵庫をのぞくと
さるぼぼがついた、ほのぼのとしたパッケージ。
しかし、やはりオフなのでアルコールが欲しい。
「おっ!これはっ!」
”げろびーる”
源泉仕込み えっ誰の仕込みっ? って違う違う、、。
コクのあるおいしいビールとある。
これは美味い!
飲みすぎてしまいそうだが、飲みすぎは禁物である。
それで気分が悪くなって「うおっ、、。」なんて、しゃれにならない。
”こんな感じになるのかな?”
最後に、やっぱり下呂温泉のお土産といえば
昔、温泉の湧出が止まった時、薬師如来が白鷺に化身し、新たに温泉の湧く地を授けた。という話が名前の由来になっている。北海道の”白い恋人”に続く、飛騨の”しらさぎ物語”と銘菓の名をはせている。ホワイトクリームが幾重にもはさまれているが、気温の低いこの時期は、クリームの融点を低く出来る為、ホワイトクリームの口溶けがとてもクリーミー。
気温の低いこの時期がこのお菓子の”旬”である。
”旬”があるお菓子というのも、下呂一番の銘菓ならではといったところか、、。
下呂にはまだまだ楽しいもん、旨いもんがたくさんあります。
是非自らこの地に訪れ、
日本一の温泉をたっぷり堪能し、旨いもんをたらふく食べていただきたい。
実際に訪れてこそ下呂の魅力を堪能していただけよう・・・